最低限のHelloWorldプログラムを記述します。表示関数はprintf()でも構いませんが、puts()のほうが小さいと思います。インクルード文を記述しなくてもWarningが出るだけで生成はされます。
#include <stdio.h>
void main()
{
puts( "HELLO WORLD" );
}
ソースファイルのファイル名を「main.c」とすると、コマンドは以下のようになります。
zcc +mz -create-app main.c
成功すると、「a.mzt」というファイルが生成されます。
エミュレータMZ-700WINを使用した場合の例を示します。
まず、起動すると以下のような画面になると思います。
他のメッセージが表示された場合は、ターゲットが異なる可能性があります。メニューの「Setting」→「MONITOR Rom」から「MZ-80K~」を選んでください。
次に、コンパイルで生成した「a.mzt」ファイルを読み込みます。メニューから「File」→「Set Load Tape」を選び、生成した「a.mzt」を開きます。
開いたら、モニタ画面から「L」コマンドを実行します。その結果、改行が無いので少々分かりづらいですが、無事、「HELLO WORLD」と表示されるはずです。
#018 【MZ80,Z88DK】C言語で任意の座標に文字描画
#015 【MZ80,Z88DK】C言語でゲームループとFPS制御
#010 【Z88DK】Z88DKの導入方法